原口園の
こだわり
昭和11年(1936年)の創業以来、
弊社は茶問屋として歩んできました。
昭和、平成、令和と時代が移り変わる中、
全国のお客様に喜んでいただけるお茶を
提供するために
日々真摯にお茶と向き合い
お茶の可能性を追求してまいります。
八女工場
合組(ごうぐみ)・火入れ
八女の自社工場で仕入れた茶葉を火入れ乾燥させ、形状を整えたり、茎・粉と選別したりと丁寧に加工します。
お茶は農作物なのでその年の気候で同じ茶畑で採れたお茶でも出来は変わります。一つとして同じ原料のないお茶を年間通じて安定させる。
これが、製茶問屋の技術です。茶園からの仕入れ、火入れ加工、袋詰めまで一貫して行える自社工場で代々受け継がれてきた技術を有する熟練の茶師が日々お茶と向き合いながら製造しています。
衛生管理
新しく稼働した八女工場では衛生面を考えエアーシャワー、防虫ビニールシャッター、手洗い設備、茶葉専用異物除去機等を有し、安心安全な製品をお客様へお届けできるように努めております。
- エアシャワー
- 金属探知機
- 茶葉専用異物除去機
- 防虫ビニールシャッター
産地
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福岡八女茶
福岡県南部を流れ有明海にそそぐ矢部川と、その支流である星野川流域及び県内各地方で生産される茶を八女茶の銘柄で呼ばれています。約600年前に周瑞禅師が中国(明)より帰国し、現在の黒木町笠原に霊巌寺を建立し、持ち帰った茶の種子を播き、製茶法を授けたのが始まりとされています。八女茶は毎年行われる「全国茶品評会」において、玉露部門で農林水産大臣賞を連続受賞するなど、高級茶として全国に知られています。玉露は濃厚な旨味と独特な覆い香、煎茶は旨味あるまろやかな味わいが特徴です。
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佐賀 嬉野茶
嬉野(うれしの)茶の名前は、主産地の佐賀県嬉野町から由来しています。 嬉野茶は十五世紀中頃、中国の陶工たちが嬉野皿屋台に移住し、陶器を焼く傍ら茶を栽培し、自家用に供したのに始まります。 嬉野茶の主流は玉緑茶です。玉緑茶は茶葉をまっすぐ伸ばす精揉(せいじゅう)の過程がなく、茶葉がくるっと丸まった玉のような形状が特徴です。グリグリとしたその形状から「ぐり茶」「蒸しぐり」とも呼ばれます。 玉緑茶には、「蒸し製玉緑茶」と、釜炒り製法で炒る「釜炒り製玉緑茶」がありますが、現在の嬉野茶はほぼ蒸し製玉緑茶が生産されています。渋みが少なくすっきりとした濃い味わいが特徴です。
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鹿児島 知覧茶
知覧茶は全国有数の生産量を誇る鹿児島県の南九州市で生産される茶の銘柄です。はじまりは平家の落人が茶の栽培を始めたという言い伝えがあります。その後、1872年に島津氏から払い下げをうけた山野を開墾してから茶の栽培が本格化しました。温暖で日照量が多く、肥沃な土地が茶の栽培に適しており日本でも有数の銘茶として知られています。水色(すいしょく)が良く豊かな香りとコクのある味わいが特徴です。
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九州茶
九州では八女茶、知覧茶、嬉野茶以外にも各県でお茶が生産されております。例えば宮崎県は知名度は高くありませんが生産量全国4位を誇ります。品質の高い良いお茶が作られており、そのような価値のあるお茶を特定の産地にこだわらず、九州内の原料を吟味し味本位で製造したお茶を九州茶として販売しております。特に高級茶は原口園銘茶として製造販売しており多くのお客様にご指名買いをいただいております。